振袖選びで一番迷うのは、なんといっても「色」ですよね。上下が別になっている洋服と違い、着物は一枚の生地がベースになっているため見た目で色の影響が大きいのです。

振袖の色を選ぶ時、あなたは好きな色を選びますか?それとも、似合う色でしょうか。何着も買う事のない振袖選びで、どの視点で色をチョイスするのか。

今回の記事では、振袖選びの基本であるそんな振袖の色選びについてお話しましょう。

振袖の色選びはみんな迷う!

振袖を初めて着るのは、ハタチの成人式。子供の頃は七五三で親の用意してくれた着物を着ていたかもしれませんが、振袖はそうではありません。

小学校、中学校、高校と学校を卒業して、ついに社会にでるための儀式=成人式。そのため、振袖選びもきっと親ではなく自分自身で選ぶことでしょう。そして、振袖は安くはない買いものなのでとても迷います。

また、成人式ということで「社会デビュー」を意識しますよね。いつも通りの自分でもいいけど、ちょっぴり大人っぽい自分も演出したい、、、。そんな気持ちもあるため、振袖を選ぶ女の子は余計に色選びに迷うのかもしれません。

みんなのお悩みとは?

振袖の色で迷うのは、振袖を新しくレンタルしたり購入する女子であれば皆同じです。
では、みんながどのような点で色選びに迷うのか。みんなのお悩みを少し覗いてみましょう。

①親と自分の推してる振袖色が違う

振袖を自分のおこづかいで買う女子もいますが、約半数は親御さんに支援して頂いているようです。
「親がお金出してくれるから、何となく自分の好きな色を言いだしづらいな、、、」という気持ちもよく分かります。

例えば、親御さんは赤い振袖を勧めるけど、自分はピンクがいい。こんな場合は、全く異なる色ですので言い合いになるかもしれません。肝心なのは、お互い「なぜ」その色がいいと思うのか、話し合うことです。

親御さんは、親戚に顔見せするためきちんとした振袖を娘に着せたい気持ちがあるのかもしれません。あなたの場合、雑誌やカタログに載っているようなイマドキ感のある振袖が着たいですよね。どちらの意見も決して間違ってはいません。振袖を2着着られなら解決できますよね。

 

②友達と自分の推してる振袖色が違う

友達と自分の意見が違うこともよくあります。どんなに仲が良くても、その友達が自分の全てを知っているわけではないからです。

例えば、あなたは少し冒険をして前から着たかったブルーの振袖を選ぶとしましょう。一緒に下見についてきた友人が「○○には赤い振袖の方が似合うと思うけどなあ」と言われると、心がざわつくかもしれません。振袖がTシャツのように何枚も変える値段であれば、そんなに気にならない一言かもしれませんよね。

お友達はあなたに似合う色を教えてくれたのでしょう。でも、あなたの好きな色は違ったのです。一体どちらの色の振袖を選べばいいのでしょうか。

迷ったらコレ!振袖の色で迷ったら日にちをおく

振袖の色で迷ったら、まずは店頭やオンラインで即買いはやめましょう。一度契約すると、あとからキャンセルや違約金などの面倒な手間がかかります。

振袖店の方でも、納得してから決めて欲しいというのが本音です。自分の着たい色、親がおすすめる色、友達が似合うといってくれる色、できれば全て試着してみましょう。成人式まで日があるのであれば、何日かにわけて試着したっていいのです。

まとめ

振袖の色選びは迷いますが、とても楽しい種類の悩みですよね。いつも着ている洋服とは違うので、実際に試着してみると意外な色(ex. 紫、緑)が似合う場合だってあるのです。

納得できる振袖選びで、ステキな成人式をお迎えくださいね!