成人式の髪型は振袖を着る場合、振袖のボリュームに合わせて大きな髪飾りをつける女性が大半です。通販でも可愛らしい髪飾りはたくさん出ていますが、その中で注目は本物のお花をつかったヘアアレンジです。

髪に本物のお花をつけるなんて、成人式を逃すと次は結婚式までできないかもしれません?! 今回の記事では、成人式で生花の髪飾りをつけるためのノウハウを全てお届けします。

和装に生花がロング・ブーム中!

頭にかすみ草の輪飾りや大きなダリア。本物の生花を使った髪飾りは通り過ぎる人をハっとさせるほどの美しさ、麗しさがあります。

生花の髪飾りは元々ウエディング業界でスタンダードなヘアスタイルでした。しかし、近年では振袖や着物といった和装に生花の花飾りを合わせるのがブームです。普段はあまり髪飾りにフンパツすることもない方でも、成人式や結婚式といった特別な儀式では生花の髪飾りが気になる存在のようです。

花の髪飾りはどこで手に入れる?

①ネット検索で探す

インターネットの検索で「振袖 髪飾り 生花」とキーワードを打つと生花の髪飾りを取り扱うサイトがズラリと表示されます。しかし、中には生花に限りなく近いアートフラワーと呼ばれるものや普通のコサージュも混じって表示されるので注意しましょう。通販では600円~800円ほどの送料も別途かかります。

 

②自分で作る

お店で買うと高いから自分で作りたい!という方もいることでしょう。ダリアやバラ、菊(別名:マム)などの花は手に入れやすく見栄えもするので髪飾りに向いています。花だけでなくリボンや水引きなどを自由にアレンジすることもできます。

(1)事前にたっぷりと水を吸わせる

花が枯れてしまうと残念なので、花は成人式の前の日に購入してたっぷり水を吸わせておきましょう。
簡単なので当日の朝でも作れますが、前もって別の花で練習しておくと安心です。

(2)花の茎をカットする

花を根元から3~5センチ程度でカットします。茎があまり短いと水を吸えなくなりますのでご注意を。

(3)花のがくにワイヤーを指す

花の根本の部分にワイヤー(硬めのものを10cmくらいで)を指します。
1本ではグラグラしそうなら場所を変えて2本差します。

(4)茎をまとめてフローラルテープで巻く

何本かの花をひとまとめにした後に、ワイヤーと茎をまとめてフローラルテープでぐるぐると巻きます。
フローラルテープはフラワーアレンジに使われる紙テープで柔らかく伸縮性があります。お花屋さんで200円程度から販売しています。

 

③美容院に相談してから花屋さんに注文する

振袖の着付けやヘアメイクを美容室にお願いする予定であれば、髪飾りを生花でやってみたいとまずは美容室に相談しましょう。過去に同じような依頼をされた経験のある美容室であれば、あなたに「〇日に髪飾りにしたい花を持ってきてください」と指示を出してくれことでしょう。この場合、花を買う実費(1,000~2.000円)はあなた持ちですが通販で購入するよりも料金を抑える事ができます。

花の髪飾りの料金相場

ある程度ボリュームのあるものが欲しいのであれば相場は7,000円前後です。花が2~3本しかついていないものであれば3,000前後で手に入れられます。
料金を安く抑えたいのであれば自分で作るのが一番です。地元でよく行く花屋さんに相談して大き目の花を注文するのも良いでしょう。

花の髪飾りの予約方法と注意点

自分で花の髪飾りを作ってヘアメイクも自分でする場合は、花の注文だけ成人式前の12月後半にしておけば問題ないでしょう。しかし、振袖店提携の美容室や地元の美容室にヘアメイクをお願いするのであれば成人式前年の夏頃までには相談しましょう。

美容室によっては生花アレンジをやっていない店もあり、どうしても生花の髪飾りをしたいのであれば美容室変更をしなければいけないからです。また、「生花アレンジには追加料金を頂きます」という美容室もあるので事前に料金の問い合わせもしておきましょう。

花の髪飾りはどれくらい日持ちする?

ガーベラは水をこまめに替えてあげれば4~10日ほど日持ちする花です。バラの目安は5日~7日。結構日持ちしますが、ワイヤーを指した時点でその後は1~2日でしおれてしまいます。お花を買うなら成人式の3日くらい前にして、花瓶にさして堪能したあとに花飾りを作るという方法はムダがないかもしれません。

まとめ

女の子として花の髪飾りをしたいというのは自然な気持ちです。
ドレスはもちろん、振袖にもボリュームある生花の髪飾りはピッタリです。
可愛い振袖を着るのであれば、是非髪飾りも生花でばっちりキメてくださいネ。