振袖の色選びは簡単に決められません。

スタンダードな赤や黒も捨てがたいし、綺麗なブルーやグリーンも魅力的。どの色の振袖にもそれぞれの良さがあるからです。 もしこれをお読みのあなたがまだ振袖を決めていないのであれば、是非この記事を読み進めて下さい。

最後には、ぴったりの振袖を選べる振袖診断をご紹介しますから♡

なぜ大事?振袖の色を失敗したくない理由とは

振袖の色で迷う女子が多いのは、それだけ振袖を着る大切さがわかっているからかもしれません。
振袖とは、普段の洋服とは違う特別な日本の伝統衣装なのです。

①一生に一度の機会だから

振袖を一生に何度も買う人はいないことでしょう。一生に一度だけ買う。そして成人式や結婚式だけで着る着物。それが振袖です。

振袖以外に、一生に一度しか着ない服って他にあるでしょうか?考えてみると、他にはウェディングドレスぐらいしか思いつきませんよね。最近は結婚しない女性も増えているようですが、成人式の参加は全国統計からみると女性の場合は約6割が出席しています。

つまり、女の子が一生に一度だけ着る唯一の衣服が振袖と言えるでしょう。

 

②安くはない買い物だから

振袖の価格を見ていると、どんなに安いものでも何万円もして、すぐに手が出せるものではないと実感するかもしれません。

振袖は着物なので洋服とは比べられないのですが、洋服の場合は使われる生地の分量が多いとその分洋服の価格は上がります。Tシャツよりもコートの方が高いですからね。

振袖も似たように考えると、その「袖」がとても長いので(大振袖では113cm!)その分生地をたくさん使うのです。長い袖は優雅で美しく、振袖の最大の特徴でもあるのですが、その分価格に影響しています。

 

③家族や親戚にも見られるから

 

成人式当日、友達と同窓会に行く人もいますが、家族と待ち合わせして豪華なホテルディナーに行く人もいることでしょう。家族はあなたの晴れ姿を笑顔で迎えてくれることでしょう。

また、前撮りした振袖写真は年賀状やご挨拶周りで、親戚や祖父母もご覧になることでしょう。「いつもよりグレードアップした自分を見せたい!」と張り切る余り、振袖をどの色で選ぶか迷ってしまうのかもしれません。

振袖の似合う色はどうやって決まるのか?

振袖の色を選ぶとき、似合う色を選ぶ人がとても多いのはご存じですか?
普段の服と違い、写真やアルバムと共に長く記憶に残る振袖は、第三者的な目で選ぶと似合う色が決まります。

①顔の肌の色

顔の肌の色は人間の視線で最も印象に残る要素の一つです。もちろん、振袖を着る時はメイクをしますのでいつもより色白になる人がほとんどです。

しかし、部活やサークルで焼けた肌の方が白いパウダーをつけると浮いてしまいます。そんな場合は、焼けた肌によく似合うエメラルドグリーンやイエローの振袖を選んでみましょう。

 

②髪の色

髪の色が真っ黒か、または茶髪かそれ以外か。
たったそれだけでも、似合う振袖の色を決めることは可能です。
振袖は元々日本古来の衣装なので、真っ黒の髪の毛はどんな色の振袖にもよく似合います。

 

髪が茶髪、または茶に近い色なのであれば、最近流行りのレトロ振袖やツートーン振袖(胸元使いの振袖)など今ドキ感ある振袖でモードに決め♪

または、画像のように少しだけ茶色い髪には薄いピンクの振袖がよく似合いますよ。

 

③身長

身長の低い女の子、高い女の子も振袖の色選びでよく迷います。
身長が低い場合、黒や濃紺などの重めの寒色系よりは、薄いイエロー、グリーン、パープルなどの明るい色が似あいます。
また、ザ・日本という感じの真っ赤な振袖もよく似合います。

 

身長の高い女の子はその逆で、黒・濃紺、そして紫のような大人っぽい色の振袖がよく映えます。
また、辻が花や短冊のような縦に流れる柄はよりシャープさを際立たせてカッコイイ着こなしとなりますよ。

 

④顔立ち

顔立ちとは顔の形や眉毛の太さ、目の大きさなどの全体的な印象と指します。
よく洋服でも使われるテクですが、薄めの顔立ちであればメイクは口紅までしっかり作りこみ、色もはっきりした原色(赤、青、黄など)を胸元にもってくるとより若々しい印象になります。

逆に、目がぱっちりでクッキリした顔立ちなのであれば、振袖であってもメイクはほどほどに。アイラインをせずに薄いピンクのシャドーだけにして、振袖に色を元気なピンクやオレンジなどにするのがオススメです。

2つの質問で似合う振袖を決めちゃおう!

着たい振袖がたくさんあるなら、まずはたくさん試着するのが一番です。お店の方も、女の子が成人式に向け試着するのは決してイヤではなく、精いっぱい応援してくれますよ。

それでもどうしても迷う方はコチラ。振袖店のサイトで提供している振袖診断を利用しましょう。
最終的には、好きな色やファッションから似合う振袖色を選べるはずです。

 まとめ

振袖の色を選ぶポイントは似合う色を選ぶこと。
そして、どの色が似合うかというのは肌の色、身長、そして顔立ちなどで決まります。