成人式=振袖。振袖=高い、なんてイメージがありませんか?

実際のところ、成人式にかける費用は非常に個人差があります。  特に、成人式に出席する男性の場合は既存のスーツを着れば、成人式にかかる費用はありません。

今回の記事では、成人式に出席する男子と女子で必要な費用を比較してみました。 是非ご覧ください!

成人式で何にお金がかかるのか?

成人式に出席する参加費は無料です。
しかし、なぜ成人式に出るというと人は「お金かかるよね~」というイメージを抱くのでしょうか?  

①出席する際の振袖やスーツ代

子供が一定の年齢に達することを祝う儀式は七五三がありますが、成人式は青年を祝うために第二次世界大戦のあと(1946年頃)から始まりました。これから社会にでていく青年を応援しよう、という意味がこめられ、参加する若者も独り立ちを初めて意識する場なのではないでしょうか。成人式は日本で70年以上も続いている、まさに伝統的な儀式なのです。  

そのため、成人式に参加する時の服装は普段着ではなく、スーツや振袖で参加される方が大半です。スーツは安いもので2~3万円、振袖は10~20万円ほどします。  

スーツであれば高卒で仕事を始めた方であれば既にお持ちかもしれませんが、振袖に関しては初めて着るという方も多いですよね。振袖の実物を触ったことがないため、単純に価格だけを見て「振袖=高い!」という図式で成人式をイメージする人も多いのではないでしょうか。  

 

②交通費

 

普段は東京の学校に行っていて、成人式に出席するために帰省をする方もいらっしゃいます。また、小学校や中学校時代に家族で引っ越しをして、住民票も移動したが地元の成人式に出席したいという方もいらっしゃるかもしれません。      

そんな場合、飛行機や新幹線に乗るのであれば、やはり2~5万円ほどの交通費がかかります。懐かしい地元の友人に会うために仕方がないと考えるか、または成人式に出席すること自体をお金の問題で諦めてしまうのか。どちらにせよ、成人式は一生に一度しかないものなので、後悔のないようにしたいものですね。  

ちなみに、役所に連絡して手続きすれば、引っ越し前の地域の成人式に出席できる場合があるようですよ。  

 

③食事会をする人は食事代

成人を祝うため、家族とホテルなどで食事会をするご家庭もあります。また、成人式のあとに同窓会として小学校や中学校の時の同級生同士で集まって、飲み会を開くこともあります♡  食事台の相場は、だいたい5千円程度とみておきましょう。  

 

④出席後の振袖やスーツのクリーニング代

成人式に着たスーツや振袖を次回着るまで期間があくのであれば、クリーニングに出しましょう。スーツのクリーニングであれば、だいたい1200円ぐらいが相場です。  

振袖の場合、レンタルしたのであればそのまま返却が可能です。自分の振袖や家族に借りた場合は、一度クリーニングして保管しましょう。振袖を購入した店舗でクリーニング対応してくれる場合もありますし、「振袖 丸洗い」とネット検索すれば5,000円ぐらいで振袖をクリーニングしてくれる業者を探せます。

男女別の成人式費用の平均は?

では、男女別の成人式費用の平均をのぞいてみましょう。  

①男子の場合

男性の場合はスーツを着用します。手持ちのものがあるのであれば、スーツ代はゼロ円になりますね。  

【男子の成人式費用の平均】

スーツ代:0~3万円/交通費:1000~2万円 /食事代:5000円/クリーニング代:1000円/合計:7000円~56000円  
帰省するか、スーツを持っているかで大きな差が出ました。  

 

②女子の場合

続いて、女性の場合の成人式費用の平均をみてみましょう。  

【女子の成人式費用の平均】

スーツ代:0~3万円 /または振袖代:5~25万円 /交通費:1000~2万円 /食事代:5000円/クリーニング代:1000~5000円 /合計:スーツの場合は7,000円~56,000円振袖の場合は57,000円~310,000円 

女性の場合、稀にスーツを着る方もいらっしゃいますが振袖で出席される方がやはり多いですよね。振袖は新品を購入する場合は値が張りますが、お母さんや親戚のものを利用する場合は0円です。  

振袖を着て写真を撮りたい方が多いので、振袖代には前撮り代も含めています。お母さんの振袖を着てヘアメイクや着付けをする場合は、アルバム込みで5万円~とリーズナブルな値段でできますよ。

成人式にそんなにお金をかけられない人ができる工夫とは?

成人式は日々の生活の中では、あまり重要視しない人も確かにいらっしゃいます。しかし、これまで70年も続く伝統の儀式に顔を出さないのも、少しもったいないのも事実です。  

成人式にかかる費用の大半はその衣装代なので、日頃から情報収集してオトクな時期に振袖を購入するのがオススメです。振袖の価格は色、柄、時期などの条件で変化します。  

1年に何度か行われるセールやアウトレットでは、型落ちの振袖が半額や70%OFFで手に入ることも。高い=やめる!のではなく、是非情報収集をして納得できる振袖を探してみてくださいネ。

まとめ

成人式にかかる費用は、男性と女性とを比べるとやはり女性の方が高額となるのは事実です。
しかし、女性は着飾ることで美しくなる、とはよく言われるものです。是非着飾る楽しさを、振袖でも味わってくださいね!